UGSと2変送りGRの保護協調がとれておらずUGRが開放し全館停電
保護協調トラブル内容
区分開閉器であるUGSの動作時間が0.2秒、2変送り用LBSに対応するGRが0.2秒で運用していた。 2変屋外キュービクルで地絡事故が発生し、本来は送りGRが先に動作しなければならないものを、保護協調がとれておらず、UGSも同時に動作し開放してしまった。 本来であれば一部だけの停電で済んだはずの事故が、UGS開放で全館停電に繋がり、お客様にご迷惑をおかけする事態となった。
原因・予想
- UGSの動作時間や送りGRの動作時間についての保護協調に関する知識不足。
- 変更する際に電力会社へ連絡しなければならないなどの思い込みや手順を知らないことからくる面倒な気持ち。
対策
- 電力会社の地絡は0.9秒⇒UGSの整定は0.6秒までOK:東京電力パワーグリッド株式会社へ電話で確認した結果、配電側は0.9秒の設定になっているので、0.3秒の間隔をあけてもらえればOKとのこと、ようするにPASやUGSの動作時間は最大0.6秒まで可能ということ。
- 電話でしっかり報告:報告に法的な義務はないが、最初の協議書と情報が異なってしまうので電力会社の台帳に記載しておきたいとのこと。なので変更する前に事前に確認と報告をしておいた方が良い。