小動物による事故・対策
小動物小動物でよくある事故例
- 充電部のR相とS相にまたがりネズミが接触し、相間短絡、OCR瞬時動作、焼損
- コンデンサ用LBSの充電部にネズミが触れ、地絡発生、PAS開放、LBSは動作せず
- ヤモリが低圧電子回路内に侵入し、基盤ショート、焼損
ネズミ(クマネズミ)
- クマネズミは、人差し指が入る程度の隙間や通気口、屋根の隙間、エアコンの配管まわり、排水パイプなどから侵入する。
- 身軽で高所を好み、電線や雨どいを伝って屋根裏から入るケースが特に多い。
- 寒さが苦手で暖かい場所を好むためキュービクルや電気室内に侵入しようとする。
- 固いものをかじる習性があり、ケーブルをかじって地絡やショートを引き起こす。
- 侵入口封鎖、ネオシール、粘着シートで捕獲、環境改善(除草・餌の排除など)
ヤモリ
- ヤモリはネズミよりもさらに狭い隙間(わずか数ミリ)からでもキュービクル内に侵入できる。
- 変温動物なので、秋から冬などはキュービクル内などの暖かい場所を探して移動する。
- 隙間に入るので制御盤、裏側の端子、インバータなど低圧電子回路事故が多い。
ヘビ
- ケーブル貫通部、通気口、下駄基礎キュービクル床下などから侵入
- 狭所、暗所、振動が少ない場所を好む
- ヤモリと同じ変温動物なので暖かい場所を好む
鳥
PASや電力会社側のASなどに巣を作る(ハンガー、針金、金属片など)
事故後の対応
- 動物の場合、事故後にキュービクル内に死骸が落ちていることがある。くまなく探す。
- 死骸がなくとも、充電部に動物の毛のようなものが付着してたりアーク痕があったりする。
- 絶縁良好、原因不明の場合、上流から一つずつ投入して確認?(PAS、VCB、LBS)
- DC1000Vメガーでは絶縁不良が発見できないことがある(5000vまたは10000vが良い)